卵殻膜を使った美容液として話題の「ビューティーオープナー」は、人気の女性誌やSNSなどでもよく取り上げられています。
そんなに人気があるなら是非使ってみたいけど、卵殻膜ということは、卵アレルギーの人なんかはもしかすると使えないんでしょうか?!
というか、そもそもビューティーオープナーってどんな成分が入った美容液なんでしょう?
副作用とかないのかな・・と色々気になってきたので、ちょっと調べてみました!
ビューティーオープナーにはどんな成分が入ってる?
全成分はこちらです↑
まず、
については、品質を安定させ使用性を向上させるために入っている添加物のようです。
そして、
は天然のエッセンシャルオイル、香料ということですね。
そして残ったのが
ということになります。
注目すべき成分
上記の成分について詳しく見ていきましょう。
加水分解卵殻膜
卵殻膜というのは、ゆで卵を剥いたことがある人なら分かると思いますが、殻の内側に薄~い膜がありますよね?あれです。
わずか0.07ミリほどしかありませんが、それを加水分解加工 (水に溶ける状態に加工すること) したものが加水分解卵殻膜なんです。
そんな卵殻膜には、ヒアルロン酸やコラーゲン、18種類のアミノ酸、シアル酸、プロテオグリカン、デスモシン、イソデスモシンなどといった美容成分が、なんと自然な形で入っちゃってるんです!
美容効果としては、キメを整え、潤いと透明感のある肌に、さらに、ハリや弾力がアップしてターンオーバーが促進される・・、といいことづくしです。
いつも捨てちゃってたあの皮が、そんなに美容にいいものだったなんて・・なんかもったいないですよね~!
でも、だからといって、もったいないから今からは食べちゃおう!なんてことは思わないでくださいね。
卵殻膜を食べても人間には消化も吸収も出来ないので美容効果は得られませんよ・・。
BG
BGというのは、保湿成分の一つで、化粧品の基剤 (基本成分) としてよく使われるものです。
グリセリンなどと同じように、大きな意味でアルコールの一種ですが、刺激性はほとんどないので安全に使えます。
水とよくなじみ、角質層を潤わしてくれます。
また、BGは抗菌作用があることから防腐剤としての働きもあります。
ペンチレングリコール
ペンチレングリコールも多価アルコールの一種で保湿剤です。
さらっとした使い心地で色々な化粧品に使われている成分です。
ペンチレングリコールには高い抗菌力があり、肌表面の雑菌を抑えてくれます。
また、ペンチレングリコールは、製品の保存性を高めるために入っていることもあります。
カンゾウ根エキス
カンゾウ (甘草) は、伝統医学で昔から使われてきた成分で、漢方では喘息やのどの痛み、胃潰瘍、生薬全体の調和のためなどに使われます。
化粧品に配合されるのは、色素沈着抑制作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用があるからです。
ヒアルロン酸Na
保湿成分の代表ともいえる成分ですね。
ヒアルロン酸は驚きの保水力を持ち、肌に弾力を与えてくれます。
年齢と共に私たちの体のヒアルロン酸は減っていって乾燥の原因になるので、外から補う必要があります。
スクワラン
スクワランは、サメの肝油やオリーブオイル・ベニバナオイルから抽出される美容成分です。
水や油に溶けやすい性質があるので肌なじみがよく、細かい粒子で毛穴にも詰まりにくい成分です。
美容効果としては肌を柔らかく保ってくれる効果や、ターンオーバーの促進、殺菌効果、極めて高い保湿効果などがあります。
バラエキス
バラエキスにはたくさんのポリフェノールが含まれており、活性酸素を分解することが出来るので、アンチエイジングに効果があります。
さらにバラエキスはビタミンCも豊富で、色素沈着の予防、コラーゲンの合成、毛穴の引き締めなど多くの美肌効果が期待できます。
ビューティーオープナーは卵アレルギーの人には使えないの?
卵殻膜を使っている美容液だというと、卵アレルギーの人は、自分とは無縁の化粧品だと思ってしまうかもしれません。
でも、そうでもないんですよ!
実は卵アレルギーの多くは、卵の白身に含まれているオボムコイドやオボアルブミンという成分が原因なんです。
しかし、その成分は卵殻膜には含まれていません。
というわけで、卵アレルギーだからといって、必ずしも卵殻膜エキスが入っている化粧品などはNGというわけではないんですね。
でも、もちろん100%大丈夫だというわけではありません。
もしかしたら、オボムコイドやオボアルブミン以外の成分でアレルギーを引き起こしている可能性もあるので、卵アレルギーの人は、パッチテストを行ってから使用してくださいね!
ビューティーオープナーで副作用が出ることは?
ビューティーオープナーは、国際規格を取得している工場で製造されているなど、きちんとした品質管理のもとで作られていますし、大きな副作用やアレルギーを引き起こすような成分は配合されていません。
しかし、人によっては肌荒れの原因になる可能性のある成分というものもあるので、少し見ていきたいと思います。
ビューティーオープナーで肌荒れの原因になり得る成分
BG・・保湿剤や防腐剤としての働きがありますが、肌への大きな刺激といったものはないので、健康な肌であれば何も問題はありません。
しかし、体質によって接触性皮膚炎を起こす可能性がある成分です。
化粧品を使っていて、前にもそういったことがあった・・という人は注意が必要です。
ペンチレングリコール・・基本的には安全性の高い成分だと言えますが、まれにアレルギーを引き起こすことがあります。
かゆみや赤み、肌荒れなどが起きたり、接触性皮膚炎が起こる可能性があります。
オレイン酸ポリグリセリル-10・・グリセリンと植物由来の脂肪酸を結合させた界面活性剤です。
界面活性剤と言ったら肌への負担が大きいと思う人がいるかもしれませんが、オレイン酸ポリグリセリル-10は毒性が少なく、比較的安全性は高い成分だと言えます。
ただ、植物由来だから石油系のものに比べて刺激が弱いとは言いきれず、敏感肌の人や、すでに炎症を起こしている肌につけると、さらにダメージがひどくなるようなこともあるかもしれないので注意してください。
まとめ
美容効果の高い卵殻膜エキスを、95%という割合で配合しているビューティーオープナー。
卵殻膜ということで、卵アレルギーの人は身構えてしまうかもしれませんが、どうやら卵アレルギーの人でも使える可能性は大いにありそうですね!
成分も安全なものを使っている美容液なので、乾燥やくすみ、毛穴の悩みがある人は是非試してみてくださいね!
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